インスタグラムで受ける困った質問例
インスタグラムって非常に便利な広告ツールだと思います。
SNSの使い方がとてもライトだからなのか、一体全体どんな質問なんだ?と思うことが非常に多く困っています。
よくある問答の一部を書きます。
質問1;在庫はありますか? 入庫の予定はありますか?
これは受ける側としては、一体どの商品の事を指しているのかさっぱりわかりません
質問と写真がひも付きのインスタ投稿に対するものであれば、該当する商品について想定できますが
DMでこんなのがよく飛んできます。
使い方がわかっていないのか? 自分の見ているものと同じものを他人が見ていると考えているのか
これは質問の飛ばし方が良くないと思いますね。
質問2;992はありますか?
これもよくわからない質問ですが、よくありがちです。
想像するに、ニューバランスに対しての知識が少なく、992は 992GRの事を指していると思われますが
992には様々な色がありますから、992だけでは特定できないので お答えに窮します。
質問3;993グレー 26㎝はありますか?
こういう質問も良く飛んできます。上記の質問と同じですが、
店舗運営者としては、購入可能性の高い人の質問を優先するとすれば、
これも結果として購入につながるまでに時間のかかるもので 進んで回答をしうよと思うような質問ではないです
質問1,2くらいは、誰がみても、質問者は何がお望みなのか?特定できるまでに時間がかかりそうというのはなんとなく
ご理解いただけるのではないかなと思いますが
質問3でも、大抵長いやり取りが必要とされます。
例えば
993グレー 26㎝はありますか?
ここではまず、Dや2Eに関する知識はおそらく無いだろうな、MRとWRについてもおそらくは知らないだろうなと想像しますので
説明リンクを貼る必要があるかなと思います。
その詳細を無視するとしても、ウエッブサイトの紹介をするというのがあるかもしれません
もしくは、もっと簡易に、MRWRの説明もせず、D、2Eの説明もせず 「在庫あり!」
とお答えするとします。
お応えしてから、数時間後にきっと質問がきます。
質問;いくらですか?
答え;〇〇円です
検討します!
さて遡って 質問1に戻ります
質問 在庫はありますか?
回答 どのような商品をお探しですか
*993をさがしています
993にはグレー、黒、VI BK NVが存在します
ただし、現行ではVI、BK NVはすでに完売となっており、グレーと黒(TB)の一部のサイズが在庫としてありますが何を探していますか?
*993のグレーを探しています
グレーでしたらサイズは23,23.5 25,25.5 26 27、28 30㎝とご用意ございますが
さらに足幅の2EやDといった選択もしなければなりません
*足幅のDや2Eって何ですか?
Dは標準で2Eは太く サイズ感として 一般的に0.5㎝程度の差が生まれます
どのようなサイズをお探しですか?
*26㎝です
それでは、25.5㎝ 2Eや 26㎝Dがよろしいかと思いますが
現状手元にあるのは、WR26㎝Dとなります。25.5㎝2Eは在庫にはありません
<いったんMRWRの説明は割愛します>
*いくらですか
〇〇円になります
*検討します。
検討しますに帰結するためのシュミレーションをやっているんだなって常日頃思います。
これは、いくつもの回答を経て得た実績です。
つまりは、購入決定するに至っては
「型番、サイズ、価格」
この3条件が整う必要があります。
3つをしっかり把握したうえで購入に至るとすれば
下記のような質問をされる方が最終的な取引に結び付く可能性が高く、質問にも多く答えることが多いです
「初めて993に挑戦します、993グレー 26.5㎝D 4万円未満で探しています が在庫はありますでしょうか?」
こうなった場合には、もう少し丁寧に、価格の移行状況、今後の予想
サイズ感などなど、説明をすると思います。
それは質問する側も自分の意思を相手に伝わるようにしているというのがわかります。
インスタなどでは、質問は簡単に飛ばせますが、あまりに簡単な質問であれば、その方の意思が見えてきませんので
お応えする側としてもどの温度で回答してよいのかに窮します。
質問は相手に何を答えてほしいのか?を踏まえて行う必要があり、
何も考えずに、思いついたことを質問すると、自分の望むような回答は来ないだろうと思ってよいと思います。
アルバイトの大学生に聞いたんです、どうして、こんなにあまりにも不透明な質問をしてくるんだと思う?
と聞くと、
きっと自分を否定されたくないんじゃないかな? と言われました。
否定されたくない?
よくわからないのですが
たぶん、
「ないです!」とか 「無理です」って言われたくない?
なんだかよくわかりませんが、SNSでの質問は大半、いえいえ、ほぼ100%不毛な結果に終わることがよくわかっているので
そういう結果になるだろうなと思いながら答えていることが多いです。
その点、e-mailなどで、意思をしっかり伝えて、何が望みなのかがよくわかる質問に関しては、
その希望が叶うのか、かなわないのか、かなわないなら、何故かなわないのか くらいは
時間があれば答えています。
目の前の作業や販売に忙しい時には当然に2の次になってしまいますが、それは当然だろうと思います。