アラスカ
アラスカ最終日
アラスカに居る間に書いておかないと意味がないと思い今書きます。
高校生の時に「奥井潔(駿台予備校 最終的には東洋大の教授になってたと思う」という人から学んだ話だったと思うけれど、
若い時に「お前にはまだ10年早い」などという大人は信用するなと教えてもらった。
それは何故かと言えば、多くの本を読むことによって、様々な人が考えている事を理解できる。40代女性の恋愛小説を20代男性でも書けるのだと教えてくれた。
「本を読め」という教えだったかもしれない。
また、25年も前になるが、会社勤めをしたときに言われたこと、「次の世代に物事を教えてあげなさい」。だから、僕は自分の経験した事、読んだこと、学んだことをできるだけ文字に残すようにしている。
そして、「百聞は一見に如かず」自分で体験する事を大切にしている。
もしかしたら、色々な文献を読んだり、真剣に理解しようと思えば、体験するまでもない事なのかもしれないが、頭が弱いから、一旦見てみりゃいいと思うようにしている。
そりゃ、「一旦見てみる」と言っても、宇宙を見るとかそういうのは大変な事だし、お金もかかる事だと思うけれど、
例えば今回オーロラを見たけれど、オーロラを見る事くらいは、“僕にとっては”たかだか、追加の「80ドル」で体験できる話である。
世の中、色々文句をいって、「結論として、できない」、って人がいるけれど、そういう人に、
「できるよ!やってみようよ!がんばろーよ!」って声をかけるのはメンドクサイと思っているので、一切、手を差し伸べる事はないけれど、「結論として、できる!」と強く思っている人に対しては、背中を押すことは大の得意、挑戦する人にはできる限りのことを、身を削ってでもやる意思です。
博報堂のハゲ(アマゾンのハゲとはちがって素敵な人、、原田曜平 はらだようへいだったと思う)「なぜ若者はだめなのか」という本の中で、今若者が、ハワイに行ったり、車を買ったりしないのは、残念だけれど、理解してあげよう。。。って感じの話を読んでも、僕は、もっと体験した方が良いって思っている、それが百聞は一見にしかず。
ひろゆきはこんな事を言っていた、スーパーカーが買えるような大金持ちになっても別に欲しいと思わない。こんなもんか、って想像していた、そんな感じで言ってたと思う。
そうそう、今回、アラスカに来る前に、すんごいVIP対応を受けたんです。
シアトル空港で、飛行機からおりたら、UMEZAWAさん なんて書いたボードを持っている人がいて、飛行機から降りて、ポルシェに載せてもらってVIPラウンジまで連れてってくれた。これがポルシェかー、って初めて乗ったけど、まぁ想像をはるかに越えることではなかった。
もちろん、フェラーリやランボルギーニ、ロールスロイス、ベントレー、マイバッハには乗った事もないけれど、なーんとなく想像はできるかもしれない。
でもね、極寒の大雪の中の生活はどうだろうか・・・想像を超えていた。
さて、これからアラスカについて書きます。いつもながら、前置き長い。。。
アラスカフェアバンクスについたのは夜中の2時。マイナス28℃。
もちろん、下準備はしてきた、ヒートテック靴下も持ってるし、マフラーも買ったし
何より、ノースフェイスですんごい高いジャケットを買ったし、パタゴニアのズボンも買った、フリースも買ったし、ソレルのブーツも買った。かなり高かった。しかも今後 常夏のマイアミに住んでいて、使う事あるか??と思いつつも、ちゃんと買った。
マイナス28度は、痛かった、痛いよ!寒いよ!危ないよ!ってこれは外に出てみないと分からない。これは体験!しないと分からない!
目の前に、半袖半ズボンの兄ちゃんがいて、阿呆!じゃねーの!こいつは!!ってほんとびっくりした。(のちにその恰好は、おおよそ理解できた)
シャトルバスに乗ってホテルにいく、2週間前はマイナス40℃だったから、よかったよ最悪なときに来なくて、、、と言われたが、「今がその人生最悪のタイミング!」と思った。
朝3時にチェックインして、朝11時にチェックアウトするわけで、ホテルの滞在に1日分取られるのも、一体どういう事なんだ?と思ったほど。帰りも同じく、夜中2時出発の飛行機なので、夜12時にチェックアウトする。なんてこった、、と持っても、極寒の中で半日部屋がないのはキツイ。
週末にイベントがあって、そこにブースを出している、大雪の中だから、人が来ないんじゃないか?って思ってたんだけど。地元の人曰く、こんな雪で行動は止まらない!
こんな雪って、、、2mくらい積もってるぞ・・・・
そして、驚き桃ノ木!すんごい人が来た、盛況のイベントだった。
人は沢山来たけど、UBERは来ない!どうやって車で10分ホテルに帰るんだ!と思ったけれど、ちょうど、お友達がいた。まさかと思ったけれど、アラスカまで仕事をしに来ようと思うフロリダ人がもう一人いた!笑
彼がトラックをレンタカーしていたので、何度も乗せてもらった、
持つべきものは友達だ!
僕は普段から色々協力してる。彼が僕を車に乗せる事なんて、別に大したことじゃない、「一緒に乗るか?」で済む話である。
だから、そんなの簡単な事、僕がUBERを探したり、タクシーを探したりする苦労を考えたら、ほんと「神の声」みたいだ。だから、彼が荷物を用意してフロリダまで飛行機で帰ると言ったとき、お前の持ってる荷物、持って行ってやるよ。僕にとっては、大したことではない、無料でいくらでも荷物を持てる、なんといっても僕はミリオンマイラーの最優遇顧客だから、荷物は簡単に運べる。
彼にとっては、うん万円も使わなきゃいけない話だ。彼にとって、僕の声は「神の声」と言う事になる。
そういうのは「お互い様」だと思う。そういう事ができない人が多い。もったいないなと思う。
今の時代、一人で過ごすのが最も割高、シェルームを借りるのが一番効率的、しかし、周りと仲良くできなきゃ無理。コミュニケーション能力は節約の最大武器だ。
さて、オーロラの話、オーロラってそうそう簡単に見えないみたい
「人生で一度は見てみたい!」なんて言ってる人がいると思うけれど
いやいやいや。。。。って思う
だって、アラスカなんてすぐソコにある。
1.パスポートを取る
2.航空券を買う
3.羽田まで行く
4.アラスカに行く
5.ツアーに参加する
6.オーロラを見る
一番難しそうなのは、「6」1年間で100日以上はオーロラが見えると言われているフェアバンクスだけれど、毎日見れる訳じゃないから、数日トライする事が必要かも。。。
いやいや、アプリを使えば、ほぼ見える日が分かる!と言う事で
どこが一番難しいんだろう?多分「0」行くという決心をするというところかもなって思う。ツアーの横にいたアメリカンなおばちゃんは、引退後の老夫婦ですでに3度目のアラスカだって言ってた。
タオルが凍る、バナナがトンカチの様になる、川が凍ってる。
タクシーは来ない、どうすりゃいいんだ!って頭がグルグル回る。
兎に角、想像をはるかに越える事が沢山ある。
だから、旅行は楽しい、グーグルマップじゃ理解不能。だから色々な場所に行ってみたいと思う。
これを最後にアラスカを出発します。
これからアトランタに戻って、そして、1日休んで、テキサス州オースティンに行きます。
あちこち大変だねって言われるが、余計なお世話である、これがやりたくて、この生活を選んでいる。
毎日楽しそうだね、まったくその通りだ。