7月4日 独立記念日

 

アメリカに長い期間住んでいますが、アメリカの歴史をしっかり学んだことはなく、目で見たり聞いたりしたことしかわからない。日本の歴史を知っているかと問われればそれすらあまり知らないですから、どこの歴史を知っているというわけでない。

100年200年の過去よりも、ここ50年の事でも十分な歴史を理解できるような気がしているのは自分がだいぶ年を取ったからだろうかと思うほど。

 

7月4日は独立記念日です。英語の名前はインディペンデンスデイ、ジュライフォース(7月4日)なんて呼んだりもする。

 

インディペンデンスデーで思い出すのは90年代にアメリカで見た映画、インディペンデンスデー、ウイルスミスが宇宙人と戦う映画、ブロックバスター(すっごい売れた映画という意味)それが頭の中に染みついている。宇宙人を倒した人類は地球を勝ち取った。そういうアメリカらしい映画だった。

 

2021年7月4日 今年のインディペンデンスデーは大統領が何を発表するのか気になる。100年に1度のパンデミックと言われるコロナ騒ぎだけれど、これを皮切りにして、これから次から次へと人類を襲う物がやってくると感じる。マイアミのビルが倒壊したのもその流れの1つだと思っている、形あるものは壊れる。諸行無常。

そのような中でアメリカ大統領は何を言うのだろうか。

 

自国主義へと突き進み、イギリスはEUを脱退し、アメリカではトランプ大統領が選ばれ、中国は独自路線に走る、人種ごとの差別戦いが進む。アメリカ対どこかほかの国だと思っていたのに、国内での人種差別の戦いが浮き彫りになった。

 

90年代のロス暴動の映画をみた、アメリカは変わってない。違うな、人間はそうそう簡単にすぐには変われない。それでもアメリカは先進だと思う。人種のサラダボールが起きているのはアメリカが最先端だと思う。

他の国はヨーロッパを含めて相当遅れてる。

日本は、差別のない単一民族国家だという意識が根強い、そんなのいつの時代の話だとアメリカから見ると遠い昔の話に聞こえる。

 

大きなうねりを経験してこそ、国は強くなる。ホワイトハウス襲撃、人種差別反対デモ、警察官の逮捕。パンデミック化でこそ、どこで過ごすべきなのか悩まされる。

 

何が正しかったかは、歴史が証明するかもしれない。

でも、正しい行為はおそらく、今時分がとる行為だと思っていいと思う。

そうじゃなきゃやってられないしね。